ロシア文学の研究者、翻訳者である著者が、自身の留学体験や文芸翻訳の実例をふまえながら、「異文化」の概念を解きほぐし、読書体験という魔法を翻訳することの奥深さを読者と一緒に“クエスト方式”で考える。読書の溢れんばかりの喜びに満ちた1冊。