舞台は20世紀初頭、現在のタンザニアの架空の町。主人公ユスフの12歳から18歳までの成長の過程を辿り、東アフリカ沿岸地域の歴史的な大転換期を描く初期の代表作。巻末に「ノーベル文学賞受賞記念講演」を収録。